ウエントワース女子刑務所シーズン1、第1話のあらすじと解説を掲載しています。
完全ネタバレとなっていますので、ご注意ください。
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ウエントワース女子刑務所シーズン1の主な登場人物
シーズンの最初のあらすじなので、登場人物の紹介をしておきます。
こちらを読んでいただくと、あらすじがより理解できると思います!
囚人
ビー・スミス(愛称:ビー)
本作の主人公。
夫から激しいDVを受け続けたビーは、夫の殺害を決意。
夫を車内に閉じ込め、排気ガスを車内に取り込むことで自殺に見せかけて殺害しようとするが、娘のデビーに見つかり未遂に。
殺人未遂の疑いでウエントワースに拘置される。
デビーを溺愛しているが、自由に会えなくなったため心配を募らせる。
フランチェスカ・ドイル(愛称:フランキー)
本作の第2の主人公的存在。
テレビの料理番組に出演した際に、番組を盛り上げようとする司会者から料理が下手なのをなじられ続けたフランキーは激昂し、熱々の油を司会者にぶちまける。
傷害の罪でウエントワースに服役中。
刑務所ではドラッグの密売を仕切っている。
勢力を伸ばし、刑務所のボスであるジャックスを倒して自分がボスになろうと目論む。
「ウインナーは食わない」と豪語する通り生粋のレズビアン。
同じ囚人のキムと交際し、毎日のように性行為をしている。
ちなみに、演者はニコール・ダ・シルバさんと言うのですが、とにかく美しい。
世界で最も美しい女優の1人だと思います。
ジャクリーヌ・ホルト(愛称:ジャックス)

犯罪一家ホルト家の妻。
ホルト家に刃向かう人物を殺害した罪でウエントワースに服役中。
その家柄もあり、刑務所のボスを務めている。
勢力を伸ばしつつあるフランキーとは表立って対立している。
ボスの座を維持するためには殺人も厭わない非情な人物。
エリザベス・バーズワース(愛称:リズ)

フランキーのグループの一員。
そりが合わない姑をトラクターで弾いた傷害の罪でウエントワースに服役。
その優しくて面倒見の良い性格を買われ、刑務所内では世話役を任され、困りごとのある囚人の相談に乗っている。
アルコール中毒であり、お酒を飲むとすぐに悪酔いする。
ドリーン・アンダーソン(愛称:ドリーン)

フランキーのグループの一員。
妊娠中にドラッグを服用して交通事故を起こし、死産となる。
道路交通法違反の罪でウエントワースに服役。
同じ囚人で薬物中毒であるトニーの娘・カイヤを自分の娘のように可愛がる。
スー・ジェンキンス(愛称:ブーマー)

フランキーのチームの一員。
巨大な肉体を生かし、フランキーの用心棒かつ切り込み隊長を担っている。
キレやすく、何かあるとすぐに暴力で解決しようとする。
刑務所職員
ヴェラ・ベネット(愛称:ヴェラ)

ウエントワースの副看守長。
とにかく真面目な性格だが、周囲と比べ自分に強い劣等感を抱いている。
いい歳だが男性との交際経験がなく、それを隠すために架空の恋人をでっち上げ、同僚に作り話を度々している。
その垢抜けない外見もあり、囚人達はヴェラを「ダサ女」と呼んでいる。
ウィル・ジャクソン(愛称:ウィル)

ウエントワースの中で最も正義感があって誠実な看守。
囚人からの信頼もあつい。
だがヘロインの愛好者であり、よく使用している。
看守長を務めるメグの夫。
マシュー・フレッチャー(愛称:フレッチ)

ウエントワースの看守で、ウィルの親友。
女性にだらしがなく、いろんな女性に手を出す。
ウィルの妻であるメグと浮気したことがある。
リンダ・マイルズ(愛称:リンダ)

一見、仕事をそつなくこなしているように見えるリンダであるが
お金さえもらえれば囚人の言うことを何でも聞くウエントワースで一番ガバガバな看守。
彼女が囚人に買収されなければ、起こらなかったトラブルは多い。
シーズン1,第1話「我が家か一番」のあらすじと解説
ビーが夫への殺人未遂の容疑で拘留される
ビーは護送車でウェントワース女子刑務所に運ばれる。
刑務所に到着したビーは、記録用の写真を撮られ、刑務官のウィルと事務的な話をするが、家に残してきた娘・デビーのことが心配で心配でたまらなくなり、「娘に会わせろ」と暴れ出してしまう。
ビーは鎮静剤を注射され、眠らされる。

目が覚めたビーは、落ち着きを取り戻し、ビーの部屋が用意されているH2棟に向かい、自分の個室を教えてもらう。
ウエントワース女子刑務所では、棟ごとに6つの個室が備わっており、囚人1人1人に個室が与えられます。
個室に鍵をかけられることはなく、自由に出入りすることができます。
他の囚人の部屋にも自由に入れます。
ロビーではテレビを見ながらコーヒーや紅茶、おやつなど自由に食べることができます(ただし、私費で購入する必要あり)。
夜間は棟ごとに閉鎖されますが、昼間は他の棟にも、刑務所内の様々な施設にも自由に出入りすることができます。
囚人同士で性行為をしても基本的におとがめはありません。
日本の刑務所とは比べ物にならないくらい快適そうですよね。
(それがいいことなのか悪いことなのかわかりませんが…)
ウェントワース女子刑務所はオーストラリアで制作されたドラマなのですが、オーストラリアの刑務所は実際にドラマのような運営がなされている(こともある?)ようです。
また、日本では逮捕されてから罰が確定するまで(未確定囚)入ることになる「拘置所」と、懲役刑を受けてから入ることになる「刑務所」は別々の建物ですが、ウェントワース刑務所では未確定囚の拘置も行なっています。
待遇は、確定囚とほぼ同じです。
未確定囚のみ私服が許されていることが唯一の違いです。
(確定囚は囚人服が義務付けられている。)
刑務所で生活する上でのルール
ビーはなんとなく隣の個室の扉を開けてみる。
すると、隣の個室でフランキーと恋人のキムが性行為をしているではないか。
フランキーはビーを挑発する「終わるまで見ていきなよ。」
当然見物するはずもなく、ビーはロビーで心を落ち着ける。

しばらくすると、行為を終えたフランキーが出てきて、ビーと談笑する。
そこへ、同じ棟の住人であるリズとドリーンがやってきて、自己紹介を済ませる。
ドリーンは世話係を担当しているといい、刑務所のルールをビーに教える。
ウェントワース刑務所のルール
・看守による点呼の際は個室のドアを開けたままにしてドアの前に立つ。
・勝手に人のものを借りない。
・ボスには絶対に逆らってはいけない
(刑務所のボスはジャックスだが、ジャックスは隔離棟に入れられているため、第1話時点はフランキーが代理でボスを務めている。)
・非常ボタンを押してはならない
どれも当たり前といえば当たり前のルールですが、最後の「非常ボタンを押してはいけない。」というルールはなぜあるのかを説明します。
囚人同士の喧嘩のが発生した時などに、非常ボタンを押すと即座に看守がやってきます。
ですが、囚人同士のトラブルは看守を介することなく囚人同士で解決することが望ましいという意思統一が囚人の間でなされているため、非常ボタンを使ってはならないというルールがあるのです。
ビーは食堂に行き、刑務所での初めての食事を体験する。
すると、看守のウィルが「電話を使えるようにしておいたから電話しても良いよ。」
と声をかけてくれた。
フランキーからの洗礼
ビーは娘に電話をかけるために、電話の列に並んでいたが、フランキーに声をかけられる
「グレイグと面会して贈り物をもらわないと娘とは電話させないよ。」
グレイグ?
贈り物って?
訳がわからないビーだったが、ドリーンからフランキーに逆らわないよう促されたこともあり、グレイグと面会することにする。
翌日、ビーはグレイグと面会をする。
出会っていきなり、グレイグはビーにキスをしてきた。
ビーは当然嫌がるが、グレイグは贈り物を口移しで渡そうとしているのだ。
別れ際にもう一度キスをして、ビーは贈り物を受け取った。
面会後は、看守によって体を隅々まで調べられることになる。
当然、口の中も調べられてしまう。
ビーは仕方なく贈り物を飲み込んで検査をやり過ごす。
フランキーに促され、ビーはトイレで贈り物を吐き出した。
しかしそこに看守のヴェラがやってきて、贈り物は没収されてしまった。
贈り物とは当然ドラッグである。
看守長のメグはフランキーの指示でドラッグを密輸したのかと尋ねるが、ビーは否定する。
ビーは隔離棟に入れられることに。
翌日、メグは半ば脅すようにして密輸の黒幕の名前を言わせようとするが
それでもビーは口を割らなかった。
ビーはH2棟に戻され、フランキーはビーを褒めた。

刑務所のボス・ジャックスの帰還
隔離棟に入れられていたジャックスが共同室に戻ってきた。
食堂でジャックスはビーに紅茶をいれるように命令する。
ビーは仕方なくジャックスに紅茶を持っていくが、お湯が少ないとか、多いとか、カップが汚いとか難癖をつけられ、なかなか受け取ってもらえない。
ビーはジャックスに「紅茶は自分でいれろ。」と吐き捨て、食堂を後にする。
ジャックスに紅茶をいれろと言われたことがきっかけで、ビーは夫のこと、自分がしでかしたことを思い出す。
ビーはDVを振るってくる夫を殺そうとしたのだ。
夫を眠らせ、車内に閉じ込め、排気ガスを充満させることで自殺に見せかけて殺そうとしたのだ。
しかし、娘のデニーに発見され、未遂に終わる。
この事件の容疑者として、ビーには殺人未遂の疑いがかけられているのだ。
ジャックスが共同室に復帰したことで、ボスの座を狙うフランキーとの対立が表面化する。
フランキーは自室にいるジャックスをナイフで襲おうと尋ねるが、ジャックスの側近2人が隠れていて、ナイフを取り上げられてしまう。
ジャックスにナイフを奪われ、フランキーは胸に傷をつけられてしまう。
そこにブーマーが現れ、フランキーを助け出すことに成功する。
その頃、ドリーンが面倒を見ているカイヤという子供を少し見ていてと言われたビーは、ふとした隙にカイヤを見失ってしまう。
ビーはカイヤを探そうと刑務所内を駆けずり回るが、何かに足を取られて転んでしまう。
それは、看守長メグの死体だった…
転んだ拍子にメグの血がべったり着いてしまったビー。
そこにメグの夫ウィルが駆けつけ、激しく取り乱す。

初回のあらすじということもあり、詳しく書いたためなかなか長いあらすじ紹介となってしまいました。
ですが、刑務所の雰囲気を文章だけで感じ取ってもらえるように書いたつもりです。
次回からは、もう少し簡潔に書こうと思います。

ウエントワース女子刑務所を無料でイッキ見する方法
ウエントワース女子刑務所は、日本国内で利用できるVODサービスの中でHuluとFodで取り扱っています。
2019年9月現在
Huluではシーズン1〜シーズン6まで約70話
FODではシーズン1〜シーズン3までの約30話
が公開されています。
Huluの無料体験期間は2週間ですので、無料でシーズン6までイッキ見するとしたら、1日に5話見なくてはいけないことになります。
1話約45分ですので、1日約4時間くらい時間が取れる人はHuluだけで一気見することが可能です。

ですが、そんなに時間を取れない人も多いと思います。
おすすめの方法は、FODの1ヶ月無料体験を利用してシーズン3まで見てから

Huluの2週間無料体験でシーズン4〜シーズン6までを見るというやり方です。
こうすれば、多いときで1日2時間くらいかければ無料でイッキ見することができますよ!
私は1話見ただけ完全にハマってしまい、Huluのみでイッキ見してしまいましたが…
あらすじを読んで興味を持たれた方は、ぜひ実際に視聴してみてはいかがでしょうか!